OptionTrader と Trader Workstation プラットフォームでのオプション取引

スタンドアロンの OptionTrader を使用すると、オプション ブックをフィルタリングでき、価格設定およびリスク評価ツールが含まれており、あらゆる種類のパラメーターを使用した迅速な注文入力がサポートされます。

TWS のこのコンポーネントには他のツールと同様の機能があり、市場データの表示、基礎的な価格変動の追跡、注文の作成と変更、約定の確認、最近のポジションの変化に基づくリスクの評価をすべて 1 つのウィンドウから行うことができます。

「グローバル構成」メニューでは、注文プリセット、市場データ列レイアウト、ホットキー、追加ボタンを構成できます。

オプショントレーダーへのアクセス

Mosaic インターフェイスで、[新しいウィンドウ] ボタンをクリックし、[追加の取引ツール] セクションに移動して、OptionTrader を選択します。

アドバンスト注文モードでは、「取引ツール」メニューに移動し、「オプションセンター」セクションで「OptionTrader」を選択します。

ウィンドウコンポーネント

通常のウィンドウ レイアウトは、相場の追跡、注文の作成と管理、オプション チェーンの表示を行うセクターで構成されます。
引用パネル

ライブ相場により、原価格の動きを追跡する機会が得られます。

どのフィールドを表示するかを自分で選択します。フィールドを追加/削除するには、レンチ アイコンをクリックします。

「+」記号の付いたブックマークをクリックして、新しいページを追加します。

基礎となる入力フィールドには、以前に使用した記号を含むドロップダウン リストが含まれています。

引用符パネルの右隅にある「T」、「S」、および「B」アイコンを使用すると、ツールバー、統計、またはボタンの表示をすばやく (非アクティブ化) できます。

統計パネル

オプションの価格設定データには、ボラティリティ、取引量、プット/コール比率、建玉の変化など、市場のムードを予測するのに役立つ情報が含まれています。

統計パネルは、個別の基礎となる指標ごとにこれらの指標を表示するように設計されています。

マーケットスキャナーを使用すると、これらの指標を使用して最も強い/最も弱いプレーヤーを見つけ、その後取得したデータを取引に適用することができます。
パネルが表示されていない場合は、[構成] | [設定] メニューで統計の表示を有効にします。

ボタンパネル

カスタマイズ可能なボタンのセットを通じて取引操作に素早くアクセスできます。

アクションを追加/編集するには、レンチの画像をクリックします。

「高速モード」を有効にして即座に注文することができます。

利用できないボタンはグレー表示になります。たとえば、ポジションがない場合、「ポジションを閉じる」ボタンはグレー表示になります。

注文コントロールパネル

このパネルには、注文の入力/変更、約定の表示、リアルタイムで更新される原資産とそのデリバティブの損益指標によるポジションの市場価値の確認などの機能を備えた複数のタブが含まれています。スプレッドを作成するには特別なツールを使用します。

オプションチェーン

ウィンドウの下部には、オプション契約の帳簿が表示されます。左側にコール、右側にプットが表示され、満了までの距離に従って上から下に並べ替えられます。
オートロード機能 (構成 | 設定) は、有効期限に最も近い指定された数の契約を自動的にロードし、アット・ザ・マネー状態に最も近いストライクを行います。希望の数のオプションを設定するには、レンチ アイコンをクリックし、[設定] セクションに移動します。
チェーンは有効期限によって区切られており、各リストはタイトル バーの矢印を使用して開く/非表示にすることができます。

[ストライク]/[期限切れ]/[為替]/[乗数]/[取引クラス] ボタンを使用して、結果をフィルタリングします。興味のある契約を選択してリストを閉じるとすぐに、オプション チェーンが自動的に更新されます。

約 200 の米国原資産の週次オプションを利用すると、企業収益、政府報告書、連邦準備理事会の発表などの指標を考慮して、より的を絞った取引が可能になります。これらのオプションはテーブルの上部に表示され、[有効期限] ボタンを使用してロード/非表示にすることができます。

ミニ オプションは標準オプションの 10 倍小さい契約で、乗数は 100 ではなく 10 です。ミニ オプションをダウンロードするには、乗数リストを開きます。現在、APPL、AMZN、GOOG、GLD、SPY で利用できます。

長期 LEAPS 契約を表示するには、必要なマークアップ フィールドを追加または削除します。たとえば、ギリシャ語の列をオプション チェーンに追加できます。

「チェーンをロード」ボタンを使用すると、選択した基礎に使用可能なオプションの位置を表示できます。

背景色

「説明」ヘッダー メニューでは、インザマネーかアウトオブザマネーに応じて契約の色分けを有効にすることができます。

「説明」列ヘッダーを右クリックし、「現金ステータスに基づく色のオプション」を選択します。
⦁インザマネー オプションの背景は淡い緑色になります。
⦁アウトオブザマネーのオプションは淡い赤色でマークされます。
プラットフォーム全体のデフォルトを設定するには、「グローバル構成」メニューを開き、「表示」セクションに移動します。
オプショントレーダー設定

[+] タブを選択し、新しい基礎の名前を指定すると、さまざまな契約の複数のタブを一度に開くことができます。 OptionTrader ウィンドウを閉じると、すべてのブックマークが削除されます。カスタマイズしたブックマークを OptionTrader に保存するには、ウィンドウを閉じるのではなく、最小限にしてください。
いずれかのパネルの列ヘッダーを右クリックするか、レンチ アイコンをクリックしてグローバル設定に移動し、オプション チェーンに他の列 (ギリシャ文字: デルタ、ガンマ、ベガ、シータ、インプライド ボラティリティなど) を追加します。他の指標。

注文を作成しています

オプション チェーン ウィンドウで、次をクリックするだけです。

コールまたはプットで買い注文を作成します。

コールまたはプットで入札して売り注文を作成します。

注文コントロールパネル
「注文」タブ – 注文の行が見積パネルの下の別のセグメントに表示され、デフォルト値が自動的に入力されます。

注文タブで約定待ち注文を管理/変更/転送します。

右クリックして、自動スライド ストップまたはブラケットを取り付けます。

スマート ルーテッド指値注文にトレーリング ストップを付加し、注文明細行で追加価格 (トレーリング金額) と指値ストップ価格を指定します。

オプションブラケットはBOX交換所へ送付する必要があります。ブラケットを注文する前に、宛先列を追加し、BOXを選択してください。

ボラティリティ注文タイプは、インプライド ボラティリティに基づいて計算されたオプション指値価格でボラティリティを取引できる TWS の独自の機能です。希望のボラティリティを入力すると、TWS が指値価格を計算します。

TWS でボラティリティ取引を有効にすると、買値と売値には価格ではなくボラティリティが表示され、値の横にパーセント記号が表示されます。
「ジャーナル」タブ – 指定された基礎を使用して OptionTrader で実行されたアクションの記録。
「トランザクション」タブ – 指定された原資産に対して実行された注文。スプレッド内の各レッグの権利行使価格を確認するには、マルチレベル記号をクリックしてコンボ ラインを展開します。
「ポートフォリオ」タブ – 保有している原資産およびそのデリバティブの損益を含む現在のポジションが表示されます。
[組み合わせ] タブ – 注文コントロール パネルでスプレッドをすばやく作成できます。
オプション チェーンから目的のコールまたはプットのビッド/アスク価格をクリックして組み合わせテーブルに追加するか、ドロップダウン メニューを使用して各レッグのパラメータを手動で設定します。

右側に脚を追加すると、戦略グラフが表示されます。

「株式の追加」をクリックして、原資産の株式の購入/売却を有効にします。

デルタ ニュートラル化機能は、合計デルタ金額に対する原株の購入/売却のヘッジ レッグを自動的に追加します。システムによって計算されたデルタを使用することも、独自に設定することもできます。

組み合わせエディターから直接注文するか、見積パネルに追加して、推定スプレッド価格を含む見積明細を作成できます。

クレジットスプレッドとデビットスプレッドは、ビッド/アスクフィールドおよび「Place」ボタンの左側に対応する色で示されます。

各レッグが液体である限り、スプレッドは液体のままです。予想スプレッド価格に沿った買い値または売り値がない場合、1 つ以上のレッグが取引不能になっています。


リスクを確認

注文を行う前に、注文明細行を右クリックし、「リスクの確認」を選択して、ポートフォリオのリスクに対する潜在的な影響を確認します。損益チャートは、現在の利益または損失を示す線と、未発注の注文が約定された場合の利益または損失を示す線で構成されます。
さらに詳細な分析を行うには、左上隅にある [詳細を表示] ボタンをクリックして、リスク ナビゲーターの「What If」機能を起動します。

ツールバーの機能

OptionTrader ツールバーを表示するには、相場パネルの右上にある「T」アイコンをクリックします。
ボラティリティを表示

「ボラティリティを表示」ボタンを使用すると、オプション チェーンの価格フィールドのボラティリティ値を確認できます。 [設定] メニューで、[オプション価格をボラティリティで表示する] を選択することもできます。このオプションがチェックされている場合、すべての新しい OptionTrader ページには価格がボラティリティとして表示されます。
ボラティリティ表示がアクティブになると、オプションのビッドまたはアスクの上にマウスを移動すると、オプション プレミアムの額とそのインプライド ボラティリティを含むツールチップが表示されます。

オプションの解説


IB Brief から毎日のオプションの解説を読んで、市場の動向を常に最新の情報を入手してください。毎日の解説は、TWS Market Scanner から取得したデータに基づいてアナリストによって書かれています。
オプション スプレッド

[オプション スプレッド] ボタンをクリックすると、[コンボ選択] ウィンドウが開き、戦略テンプレートの 1 つを使用して戦略的な組み合わせを作成します。スプレッド/コンビネーションを作成するには:
タブ「複数」

同じ基礎のオプションの見積明細行を同時に作成できます。

左側のフィールドはフィルタリング用です。Ctrl+クリックの組み合わせにより、1 つのウィンドウで複数の値を選択できます。
タブ「戦略」

ドロップダウン リストから戦略を選択します。入力が必要なフィールドがウィンドウの作業領域に追加されます。

組み合わせを売るか買うかによって、各レッグの最終アクションが異なります。

作業領域では、指定された戦略に適したオプションのみが選択可能になります。ドロップダウン リストを展開して、各レッグの有効期限、権利、権利行使を選択します。

「レッグの市場データをクエリ」オプションが有効になっている場合、暗黙のスプレッド価格に加えて、各レッグの行が見積パネルに追加されます。
タブ「ペアリングまたはステップバイステップ」

各スプレッドコンポーネントを手動で指定して、独自の組み合わせを作成できます。

値テーブルでレッグパラメータを設定することも、単に契約をクリックしてオプションチェーンからウィンドウの下部にドラッグすることもできます。

必要な脚をすべて追加したら、「OK」をクリックして各脚の効果と数量を確認します。
組み合わせの暗示価格は、個々のレッグの価格変動に基づいてリアルタイムで計算されます。価格構成要素に基づいて、SmartRouting は各レッグをより良い価格を提供するマーケット センターに個別にルーティングし、マスターズ トレードが注文の部分執行のリスクを負います。 (保証付き)。

スプレッドの見積明細行を追加したら、注文を作成できます。

「Ask」をクリックすると、組み合わせを購入できます。

「入札」をクリックすると、その組み合わせが販売されます。
ヒント: コンボ引用符行の「説明」フィールドをダブルクリックすると、レッグの内訳を示すウィンドウが開きます。

オプションの実行

有効期限に達し、清算機関による自動執行の基準を満たしているすべてのオプションは、何もアクションを起こさない限り執行されます。
オプション行使ウィンドウ (モザイク > アカウント、高度な注文管理 > 取引) を開いて、有効期限が切れる前にオプションを行使するか、決済機関の自動処理以外の指示を与えます。たとえば、決済機関の規則に基づいて自動的に行使されるオプションを行使しないように指示することができます。
このプロセスは元に戻すことができないことに注意してください。オプション行使の指示を行った後は、キャンセルすることはできません。   1. 「取引」メニューから「オプション行使」を選択します。
2. オプション実行ウィンドウで、「現在のロングオプションポジション」セグメントから行使したいオプションを選択します。
3. 「実行/承認」をクリックします。
4. 実行/割り当てするオプションの数を確認/変更し、「OK」をクリックします。
5. この後、選択したオプションを実行/割り当てる意思の確認を求めるメッセージが目の前に表示されます。「はい」をクリックするとすぐに、アクションは元に戻せなくなります。

行使されたオプションは「未行使の行使」セグメントに表示され、決済されるまでそこに残ります。

注: 企業イベントの対象となるオプションなど、一部のオプションはこの方法では行使できない場合があるため、サポート チケットを手動で送信する必要があります。

価格/リスク分析

オプション チェーンからの市場データは、OptionTrader パネルに統合された分析ツールによって処理されます。
リスクナビゲーター

TWS にある SM Risk Navigator を使用して、複数の資産タイプにわたるポートフォリオのリスクを、またはポジション、原資産、業界ごとに個別に調べます。
リスク ナビゲーターを使用すると、複数のレポートを同時に表示できるため、ポートフォリオ全体が個々の部分にさらされるリスクを迅速に判断できます。

ポートフォリオ、そのセグメント、または特定の原資産の日付、価格、ボラティリティを任意に変更できます。Think & Trade Risk Navigator は、市場の現在の状態の結果とともにカスタム分析の結果を表示します。

カスタム分析を実行するには、レポートを開いて、[表示] メニューから [カスタム シナリオ] を選択します。

新しいウィンドウの右側にはスクリプト エディタがあります。ご希望に応じて日付、価格、ボラティリティを指定してください。

[すべて]、[任意]、特定の契約、または契約のカスタム グループ (Ctrl + クリックの組み合わせを使用) を選択することで、影響を受ける原資産をフィルターできます。

価格とボラティリティを変更するには、変更をパーセンテージ (% Chg) または絶対値 (Chg) として指定するか、特定の値 (ExpV) を指定します。

カスタム ポートフォリオ パラメーターから得られた結果は、リアルタイム市場データから構築されたシナリオの隣にあるカスタム シナリオ テーブルに表示されます。

オプション分析

人気のギリシャ人のデルタ、ガンマ、ベガ、シータを使用してオプション ポジションのリスクを確認します。
オプション リスク (コールとプットの両方) は、アクティブ ページ上のすべての契約について計算できます。

価格チャートは、原価格の変化に応じて約定価格がどの程度変化する可能性があるかを示します。

ウィンドウの下部で、時間リスクとボラティリティを評価するためにチャートに表示する条件の横にあるボックスをチェックします。

ボリュームダウンは、インプライド・ボラティリティを元のボラティリティと比較して 15% 低下させます。

ボリュームアップは、インプライド ボラティリティを元のボラティリティと比較して 15% 増加させます。

T-down は有効期限までの期間を 1 暦日短縮します。

ズームインするには、興味のあるグラフの部分をマウスで選択します。

モデルナビゲーター

金利と配当率に加えて現在の市場データを使用して、インプライド ボラティリティとオプション価格設定モデルを計算します。価格変動の予想を示し、新しいデータに基づいてオプション価格を再計算します。

パターンがオプション チェーンの列に追加されると、現在の買値および売値との関係に応じて色が異なります。

グローバル設定には特別なセクション「ボラティリティと分析」があり、「起動時に保存されたオプションモデルを読み取る」機能を有効にすることができます。
満期時の推定証拠金と過剰流動性

「TWS アカウント」ウィンドウの「証拠金要件」と「取引に利用可能な資金」の下に 2 つの新しいフィールドが追加されました。

開始時の有効期限後の証拠金 (予測) - 期限切れの契約の証拠金状況を確認できます。

期限切れ後の過剰流動性 (予測) - 期限切れの契約の過剰流動性のレベルを確認できます。
これらのフィールドの値は有効期限が切れる直前に表示され、赤で強調表示されます。それ以外の時間は「0」です。これらの予測値には、期限切れの契約を含むポートフォリオ全体の期待値が考慮されています。特に期限が切れる契約についての予想証拠金と超過流動性を確認するには、その線をダブルクリックします。

オプションロールオーバーとオプション販売ツール

2 つのオプション取引ツール、オプション ロールオーバーとオプション売りを使用すると、ロールオーバーをすばやく設定したり、コールを売ったり、株式の既存のロング/ショート ポジションに対してプットしたりするための契約を作成できます。
各タブで選択基準を設定するように求められます。その後、「更新」ボタンをクリックして、適切な契約のリストを作成する必要があります。契約を編集するには、鉛筆アイコンをクリックします。

オプションのロールオーバー

期限切れのオプションおよび先物オプションの受け渡しを回避するには、期限切れ前の最終取引日の終わりまでにポジションを延長または決済する必要があります。
オプション ロールオーバー機能を使用すると、ポートフォリオ内のどの契約が有効期限に近づいているかをすばやく判断し、有効期限が遅い同様のオプションと交換できます。

説明フィールドには、転送基準を選択できるドロップダウン リストが含まれています。

「更新」をクリックすると、期限切れオプションを交換できる対象となる契約のリストが表示されます。

オプション名の横にある鉛筆アイコンを使用すると、選択した契約を変更できます。

注文タイプを選択し、必要に応じて価格オフセットを選択し、「注文の作成」をクリックします。

カレンダーのスプレッドは注文管理に表示されます。確認と配置。
オプション販売ツール

すべてのロング/ショート ポジションを表示するオプション売りツールを使用して、ロング ポジションに対して売りコール、ショート ポジションに対してプット、またはそれらをカラーに組み合わせます。
最近カラー オプションが利用可能になったので、ロング ポジションに対してコールを売ってプットを買うことも、ショート ポジションに対してコールを買ってプットを売ることもできるようになりました。 「説明」セクションの「カバードコールの売り」ボックスと「プロテクティブプットの購入」ボックスの両方にチェックを入れるだけです。選択内容に応じて、新しい列が追加されます。

「説明」セクションには、選択基準をすばやく定義するためのドロップダウン リストが含まれています。

[更新] をクリックして、基準を満たす契約のリストを表示します。

TWS は、現在の株式のロング/ショート ポジションに基づいて作成する契約の数を計算し、アドバイザーのサブ口座間でそれらを割り当てる方法を決定します。

注文の作成。注文は「取引」パネルに表示されます。

確認と配置。

ボラティリティ チャートの作成

基礎的なボラティリティをグラフで表示できます。
チャート ウィンドウのツールバーで、[チャート オプション] アイコンをクリックし、[表示内容] リストで、ヒストリカル ボラティリティ、インプライド ボラティリティ、建玉、またはオプションの出来高をメインまたはセカンダリ データ ソースとして選択します。
当社の OptionTrader 取引ツールは、オプション トレーダーをさらに一歩前進させます。